【3級 vol.2】ビア検(日本ビール検定)予想問題! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の予想問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問題1 アロマホップの分類
問題
次に挙げるホップのうち、アロマホップに分類されないものはどれか。
【選択肢】
(a) ナゲット
(b) シトラ
(c) ハラタウトラディション
(d) カスケード
正解
(a) ナゲット
解説
アロマホップは、ホップの香りをビールにつけるために主に使用されます。
(a)のナゲットは、ビールに苦味を付与するホップとして使用される「ビターホップ」に分類されます。(b)シトラ、(c)ハラタウトラディション、(d)カスケードの3種類は、アロマホップに分類されます。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.24に掲載)
問題2 ビールの色
問題
ビールの色は、使用する原料によって影響を受けるが、最も影響を受ける原料は次のうちどれか。
【選択肢】
(a) 水
(b) 酵母
(c) ホップ
(d) 麦芽
正解
(d) 麦芽
解説
色の濃い濃色ビールを製造する際には、麦芽を焙煎(ロースト)した麦芽を使用します。
ローストした麦芽は、「カラメル麦芽」「クリスタル麦芽」「チョコレート麦芽」「黒麦芽」などと呼ばれています。これらを淡色麦芽と合わせて使用する事で、さまざまな色あいの
ビールを造っています。ローストした麦芽の使用量は、麦芽全体の使用量の数%から10%程度です。
(日本ビール検定公式テキスト2020年4月改訂版P.39に掲載)
問題3 ビールの容量
問題
日本の大手ビールメーカーが発売している瓶ビールの大瓶の容量は、次のうちどれが正しいか。選択肢より選べ。
【選択肢】
(a) 473ml
(b) 500ml
(c) 568ml
(d) 633ml
正解
(d) 633ml
解説
日本の大手ビールメーカーが発売している瓶ビールの大瓶のサイズは、633mlです。
633mlという中途半端な数字になったのは、1940(昭和15)年に、ビールに課税する際に、容量を正確にすることが必要となり、当時、メーカーそれぞれの容量で販売していた瓶ビールの大瓶のサイズが調べられ、一番小さなサイズの大瓶が、3.51合であったため、大瓶の容量を3.51合に統一しました。戦後にメートル法への移行により、3.51合=633mlになりました。
(a)の473mlは、アメリカのパイントサイズ、(b)の500mlは、瓶ビールでは中瓶のサイズ、
(c)の568mlは、イギリスのパイントサイズの容量です。