日本一の生産量を誇る“灘のお酒”が勢揃い! 「灘の酒フェスティバル2017in銀座」取材レポート

日本一の生産量を誇る“灘のお酒”が勢揃い! 「灘の酒フェスティバル2017in銀座」取材レポート

灘五郷から17蔵が集い、約60種類のお酒を飲み比べられるイベントが9月15・16日の二日間、東京銀座の時事通信ホールにて開催され、初日に参加してきました。

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白鶴酒造が独自に開発した酒米「白鶴錦」を使用した純米大吟醸を試飲させていただきましたが、お米を50%まで磨いており、華やかな香りを感じながらスッと口の中に入って上品な味わいがふくらむお酒です。 
白鶴錦 http://www.hakutsuru.co.jp/product/nihonshu/hakutsurunishiki.shtml

江戸時代中期創業の老舗蔵「白鶴酒造」

しなやかな味わいが広がり、真っ白なボトルのイメージにぴったりのお酒でした。

赤穂浪士の出陣酒で有名「剣菱酒造」

同じく御影郷の剣菱酒造のブースへ行くと、お馴染みのマークのお酒がずらり。
1505年以前に創業で500年以上の歴史を持ち、赤穂浪士の討ち入りの前の出陣酒として飲まれたことでも有名な蔵ですが、こちらでは、2~8年熟成させたお酒をブレンドした瑞穂黒松剣菱を試飲。
剣菱らしいコクとスッキリさに、さらに熟成によって生まれる、丸みのあるふくよかな味わい。
お燗にして飲みたくなるような、奥行きを感じるお酒です。
瑞穂黒松剣菱 http://www.kenbishi.co.jp/product/sake4/#productbottomArea

赤穂浪士の出陣酒で有名「剣菱酒造」

「瑞穂黒松剣菱」は2~8年熟成させた数種類のお酒をブレンドして一つの味にまとめますが、その道30年のブレンダーの感性によって生み出されているそうです。

「瑞穂黒松剣菱」は2~8年熟成させた数種類のお酒をブレンドして一つの味にまとめますが、その道30年のブレンダーの感性によって生み出されているそうです。

生酛造りの辛口酒が人気の「菊正宗酒造」

さらに、もう一つ同じ御影郷の蔵で忘れてはならないのが、菊正宗酒造。最近では、日本酒を原料に加えた食品や化粧品を販売するなど様々な商品を展開していますが、今回は最高品質の酒米で丁寧に造られた「百黙」を試飲しました。
飲み口はとてもやわらかく、甘味が上品に広がり、穏やかな旨味が余韻に感じられるお酒。
辛口でお馴染みの「キクマサ」とは、一線を画した味わいと雰囲気です。
百黙 http://hyakumoku.jp/

生酛造りの辛口酒が人気の「菊正宗酒造」

130年ぶりの新ブランド「百黙」は、兵庫県内での限定販売。

日本で初めてのカップ酒を販売した「大関」

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