泡盛マイスターになって泡盛のすべてを知ろう

泡盛マイスターになって泡盛のすべてを知ろう

プロフェッショナルのための「ソムリエ」や「唎酒師」から、愛好家がたのしみながら知識を深める「焼酎検定」や「ウイスキー検定」など、お酒にまつわる資格や検定はたくさんあります。沖縄の泡盛に魅せられた人におすすめするのは「泡盛マイスター」です。

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泡盛マイスターとはどんな検定?

泡盛マイスターとはどんな検定?

Mei Yi/ Shutterstock.com

「泡盛マイスター検定」は、泡盛に興味を持つ人すべてに開かれた沖縄県知事認証の資格です。ただし、実技試験においては満20歳以上であることが条件です。

泡盛の銘柄ごとの味の違いや個性をはじめ、琉球の歴史や文化、料理との相性、テイスティング、製造方法、医学的効果など、酒類全般等に精通し、泡盛の特徴を的確に伝えられるプロの人材を育成するのが目的の検定で、一般社団法人「泡盛マイスター協会」が実施しています。受験するには協会員になることが必要です。検定を受けようと思っている人は、泡盛のことだけでなく、酒類全般に詳しくなれるチャンスかもしれませんね。

試験は年に一度、筆記試験と実技試験が行われ、筆記試験は8月頃、実技試験は2月頃の予定です。詳しくは、試験日の2ヶ月前から掲載される協会公式ページの応募実施要綱を参照にしてください。

一般社団法人 泡盛マイスター協会

どんな勉強をすればいいの?

どんな勉強をすればいいの?

JHENG YAO/ Shutterstock.com

まず筆記試験では、泡盛の定義と知識及び製造法、世界の醸造酒と蒸留酒の基礎知識、古酒に関する知識、沖縄県内の酒造所、沖縄の歴史・文化、そのほか泡盛に関する総合的知識が問われます。泡盛マイスター協会が監修した試験対策用の教本をしっかり確認して。講座、模擬試験なども行っています。

実技試験において、重要なのがテイスティング技術です。平成30年2月に行われた実技試験では、3銘柄の味の表現方法、20度から43度までの度数の選定や、様々な焼酎の原材料の選定、ジンやウォッカなどの5種類の世界の蒸留酒の選定が試されました。加えて、口頭試問、サービス作法実技も試験科目になっています。

テイスティングを自分だけで行うのはなかなか難易度が高いこと。こちらも、泡盛マイスター協会が行う講座や模擬試験などで試験対策ができるので参加するとよいでしょう。

焼酎の中でも個性が際立つ泡盛を知り、もっとおいしく飲むためにもしっかり対策をして検定にチャレンジしてみてください。

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