ワインをよりおいしくするチーズとの素敵な関係

ワインをよりおいしくするチーズとの素敵な関係

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どんなチーズをあわせるといいの?

グラスに一杯だけワインを飲みたいな、とか、食後に残ってしまったワインをもう少したのしみたいな、なんていう時に活躍するのがチーズです。特にヨーロッパ人にとってチーズは欠かせない存在であり、食事の最後に必ずチーズを食べると言っても過言ではありません。

ワインとチーズは共に発酵食品であり、一般的には相性が良いといわれています。しかし実際は、ワインとチーズの相性はなかなか手強かったりもします。チーズの香りにワインが負けてしまったり、強烈な味わいをさらに倍増させてしまったり。

チーズとワインを合わせるポイントは、両者の味わいに共通点を持たせること、または味わいを引き立て合う要素があることです。チーズとワインの産地を合わせると、より一層相性が良くなります。

一概にチーズと言っても、原料乳の違いによって味わいが異なります。比較的クセがなく食べやすい牛乳から造られるもの、クセの強い山羊乳から造られるもの、その中間くらいの羊乳から造られるもの。さらに同じ牛乳から造られたものでも味わいは様々です。

赤ワインにおすすめのチーズ

多くのチーズは赤ワインに合わせるとおいしく頂けますが、ここではもう少し掘り下げて話をしていきたいと思います。

先ずは牛乳から造られるモッツァレラやカッテージ、ブリア・サヴァランなどのフレッシュタイプのチーズ。文字通り熟成をほとんどさせないフレッシュなタイプです。ほのかな酸味を感じる淡白な味わいには、定番の白ワインのほか、若々しい軽めのガメイ種やピノ・ノワール種から造られる赤ワインがぴったりです。

同じく牛乳から造られるカマンベールやブリーなどの白カビタイプのチーズ。表面に白カビを植えて外側から熟成させるこのタイプのチーズはあまりクセがなく、マイルドな味わいなので、軽めの赤から、メルロー種やグルナッシュ種の中重口の赤ワインまで幅広いワインと一緒にたのしめます。

そして同じ牛乳から造られるチーズでもゴルゴンゾーラやロックフォールの様な強い塩味と香りが特徴の青カビタイプのチーズ。この個性に負けない為には力強いカベルネ・ソーヴィニヨン種やネッビオーロ種などの赤ワインや熟成された複雑な味わいのワインが良く合います。

コンテやエメンタール、ミモレットなどの牛乳から造られるハード又はセミハードタイプのチーズはあまりクセがないので軽いものから重口のものまで幅広いタイプのワインと相性が良いです。

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白ワインにおすすめのチーズ

チーズにはやっぱり赤ワインでしょ!と良く聞きますが、実は白ワインの方が相性の良いチーズもたくさんあります。

山羊の乳から造られるシェーブルタイプのチーズ。酸味のある独特の風味とホロっと崩れる食感が特徴のこのチーズは、同じくしっかりとした酸味のあるソーヴィニヨン・ブラン種やリースリング種、逆にまったりとしたシュナン・ブラン種の白ワインと良く合います。

フレッシュタイプのチーズには軽めの白ワイン全般が合いますし、ウォッシュタイプのチーズには濃厚な味わいの白ワインや肉厚なシャルドネ種の白ワインが良く合います。

また、青カビタイプのチーズは赤ワインも良いですが、その塩味を活かし、少し冷やしたソーテルヌ種などの甘口白ワインとの相性もバッチリです。いわゆる「甘じょっぱい」味わいになります。

料理と同様、チーズとワインの相性も様々。お気に入りのペアリングを探してみるのもたのしい体験ですね。

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