ワインの造り手達の呼び名は産地によってさまざま!?

ワインの造り手達の呼び名は産地によってさまざま!?

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ブドウ栽培からワイン造りまですべてを行うボルドーのシャトー

ワインの造り手といっても、ワインの醸造所を指したり、実際にワインを造る人を指したりと産地によって様々です。その呼び名も国や産地によって異なります。ここでは、各国や産地の造り手の呼び名を紹介します。

まずは、フランスの代表的な産地ボルドー。ボルドーの造り手たちの大半は「シャトー」と呼ばれています。シャトーとは自社畑を持ち、ブドウ栽培からワインの醸造まで行う栽培家兼醸造家のこと。シャトーは城を意味します。実際に城のようなワイナリーもありますが、ほとんどは質素な外観です。「シャトー〇〇」という屋号を名乗り、ワイン名も同じ「シャトー〇〇」にするのが一般的です。

ブルゴーニュの造り手は「ドメーヌ」と「ネゴシアン」の2つ

ボルドーとは異なり、ブルゴーニュでは造り手たちの名前は2つ。

自分の畑で栽培したブドウのみからワインを造る造り手は「ドメーヌ」。農家からブドウまたはワインを買い上げ、醸造、熟成を行うのは「ネゴシアン」です。ドメーヌは規模が小さい家族経営が多いのに対し、ネゴシアンは大規模な企業であることが一般的です。もちろん、どちらも扱う生産者もあります。

また、1つの畑を複数の造り手が所有していることが多いブルゴーニュでは、1つの畑をまるごと1つの造り手だけが独占所有している「モノポール」と呼ばれる畑もあります。

このように、ワイン造りが細分化されているため、たとえば、若い醸造家がすぐれたブドウ農家と契約し、素晴らしいワインを生み出すこともできます。ブルゴーニュのワインは、ブドウの品質もさることながら、醸造家の技術力も大きく関わってきます。

ブルゴーニュの造り手は「ドメーヌ」と「ネゴシアン」の2つ

Massimo Santi/shutterstock.com

ドイツ、イタリア、アメリカなどの造り手たち

ドイツやイタリア、ニューワールドのアメリカはどんな呼び名があるのでしょうか?

ドイツのワインの造り手は、「ヴァイングート」と呼ばれています。これはワイナリーの呼び名でブドウの生産も行います。

イタリアでは「カーサ」。もともと、家という意味を持ちます。

スペインでは「ボデガ」。もとは酒蔵の意味です。

アメリカの造り手たちは「エステート」と呼ばれています。これは、英語圏でのワイナリーの呼び名。もとは土地という意味です。ブドウ栽培から醸造、瓶詰めまで行います。

それぞれ造り手たちの想いを感じながら、ワインの栓を開けたいですね。

ドイツ、イタリア、アメリカなどの造り手たち

Rostislav_Sedlacek/shutterstock.com

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