【2級 vol.12】ビア検(日本ビール検定)の過去問に挑戦! 回答と解説編
ビア検(日本ビール検定)の過去問題はいかがでしたか? 回答と解説で検定に備えるとともにビールの知識を深めてくださいね。
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問1 ビールの店名ついて
問題
リヒャルト・ワーグナーがヴュルツブルクの劇場の指揮者となった頃、毎晩ビールを飲んでいた店の名を、次の選択肢より選べ。(2016年)
(a)ビアホール「銀の匙」
(b)市民ビアホール「ビュルガーブロイケラー」
(c)ビアガーデン「最後の一杯」
(d)カフェ「ラントマン」
正解
(c)ビアガーデン「最後の一杯」
解説
リヒャルト・ワーグナーは、19世紀に活躍したドイツ人作曲家であり、指揮者です。"オペラ"を音楽、文学、演劇、美術を一緒にした"総合芸術"として完成させた人物として後世に名を残しました。彼の自伝に、若いころ、毎晩飲み明かしたビアガーデン「最後の一杯」のことを書いています。
問2 ホップの医学的な効果ついて
問題
2016年、キリンと東京大学、学習院大学の共同研究チームは、ホップ由来の苦味成分がある病の予防効果があることを明らかにした。その病を次の選択肢より選べ。(2017年)
(a)高血圧
(b)大腸がん
(c)糖尿病
(d)認知症
正解
(d)認知症
解説
キリン㈱は東京大学、学習院大学と共同で、ホップ由来のビールの苦味成分であるイソアルファ酸がアルツハイマー病発症時に低下した認識機能を改善することを解明しました。この研究成果は2016年12月に開催された「第35回日本認知症学会学術集会」にて発表されています。
問3 ビールの歴史について
問題
ハムラビ法典の条文によれば、当時のビール代は何で支払われていたか、次の選択肢より選べ。(2017年)
(a)金
(b)銀
(c)銅
(d)麦
正解
(d)麦
解説
ハムラビ法典第108条に「酒場の女主人は、酒代を麦で受け取ること。銀で受け取ったり、酒を少なく注いだり薄めたりしたら、女主人は水に投込まれる」とあり、麦以外の支払は禁じられていました。