新島唯一の蔵元が造る焼酎。鑑評会で優等賞を受賞した「嶋自慢」ってどんなお酒?

新島唯一の蔵元が造る焼酎。鑑評会で優等賞を受賞した「嶋自慢」ってどんなお酒?
出典 : 新島酒蒸留所サイト

「嶋自慢」というお酒を知っていますか? 近年、島焼酎のひとつとして注目される「嶋自慢」は、常春の島・新島唯一の蔵元が手掛けるこだわりの本格焼酎ブランド。令和2年(2020年)開催の鑑評会で優等賞を受賞するなど、高く評価されています。今回は、その特徴や魅力に迫ります。

  • 更新日:

東京の焼酎「嶋自慢」を育む蔵元と島の魅力

新島酒蒸留所サイト

まずは、焼酎「嶋自慢」を造る蔵元と産地の魅力から見ていきましょう。

「嶋自慢」を手掛けるのは大正15年(1926年)創業の老舗酒造場

「嶋自慢」は、伊豆諸島の新島で育まれる島焼酎です。造り手は、大正15年創業の新島酒造にルーツを持つ株式会社宮原。戦後に焼酎造りをスタートし、平成26年(2014年)には新島酒蒸留所に酒造場を移した島唯一の蔵元です。

この蔵が目指すのは、ゆるゆると飲み続けることができる島酒。代表銘柄「嶋自慢」や「波の上の月」は、飲み飽きしない味わいに定評があります。

「嶋自慢」を生んだ東京・新島村の自然

「嶋自慢」の故郷は、東京都の島しょ部に位置する新島村。式根島と新島から成るこの村は、温暖な気候とターコイズの海が魅力の観光スポットとして知られています。新島酒蒸留所がある新島は伊豆諸島のなかでも水資源や平坦な農地に恵まれた土地。この島の代表産業といえば漁業や海産加工業、観光業などが挙げられますが、水資源や気候、地形を生かした農業も盛んに行われてきました。

白い砂地に根を張り、良質な地下水やミネラル豊富な潮風に育まれた農作物は、旨味がたっぷり。新島・式根島産の「アメリカ芋」を原料に造った焼酎は、酒類鑑評会でも高く評価されています。

「嶋自慢」の特徴と魅力

新島酒蒸留所サイト

ここでは、焼酎「嶋自慢」の製法と味わいの特徴を確認しましょう。

「嶋自慢」は国産麦麹と常圧蒸溜で造る島焼酎

「嶋自慢」は、麦焼酎と芋焼酎で展開する新島酒蒸留所の主力ブランドです。

麦焼酎は米麹または麦麹で、芋焼酎は米麹で造られるのが一般的ですが、東京の島焼酎の多くには、麦焼酎にも芋焼酎にも麦麹が使用されています。そしてこの「嶋自慢」も例外ではありません。

「嶋自慢」は、国産麦で造った麦麹を使い、昔ながらの常圧蒸溜で仕上げた焼酎。米麹ではなく麦麹を用いることで麦ならではの香ばしさが、また常圧蒸溜機で蒸溜することで、原料の個性がほどよく感じられる焼酎ができあがります。

焼酎「嶋自慢」の味わい

「嶋自慢」の味わいは、主原料によってガラリと変わります。共通しているのは麦麹の香ばしさ。全量国産大麦で造る麦焼酎は、麦の甘味と香ばしさ、まろやかな口当たりが特徴です。一方、麦麹で造る芋焼酎は、サツマイモの甘さや旨味と麦の香ばしさが絶妙なハーモニーを奏でる個性的な香味が魅力。芋の品種によっても異なる風味がたのしめるので、飲み比べをするというたのしみもあります。

「嶋自慢」シリーズのラインナップ

新島酒蒸留所サイト

令和2年「東京国税局酒類鑑評会」で優等賞を受賞した銘柄、「嶋自慢」の麦焼酎と芋焼酎の商品を紹介します。

全量国産麦で造る「嶋自慢」の麦焼酎

麦焼酎「嶋自慢」は以下の3商品から選べます。

【嶋自慢 麦】
「嶋自慢」の定番ともいうべき全量国産大麦の麦焼酎は、軽い麦の香ばしさと丸い口当たりが特徴。麦のほのかな甘味もたのしめます。

【嶋自慢 樫樽貯蔵】
「嶋自慢 麦」の原酒を樫樽で貯蔵熟成させた、ワンランク上の麦焼酎。華やかな香りと麦の甘味が堪能できます。

【嶋自慢 羽伏浦(はぶしうら)】
新島の景勝地、羽伏浦のさわやかなイメージを表現した飲みやすい麦焼酎。すっきりとした香りと口当たりが特徴です。

国産麦麹で仕込む「嶋自慢」の芋焼酎

芋焼酎「嶋自慢」には以下の2商品があります。

【嶋自慢 芋】
ベニハルカと麦麹で造った個性豊かな芋焼酎。芋の甘味と麦麹の香ばしさのバランス感が絶妙です。

【七福(しちふく)嶋自慢】
新島で長年愛されてきた「あめりか芋」を主原料に使用。麦の香ばしさと甘さがたっぷり感じられるこだわりの逸品です。平成24年(2012年)東京国税局酒類鑑評会で優等賞受賞。

「嶋自慢」の蔵元自慢の焼酎と入手方法

新島酒蒸留所 公式ツイッター

新島酒蒸留所には「嶋自慢」ブランド以外にもおすすめの焼酎があります。購入方法とともに確認しましょう。

「嶋自慢」だけじゃない! 人気の島焼酎

「嶋自慢」と双璧をなす新島酒蒸留所の人気銘柄に、「波の上の月」があります。こちらは減農薬の宮城県栗原市一迫産ひとめぼれで造った国産米100%の米焼酎。東京の島焼酎唯一の米焼酎として知られています。

また島焼酎の特徴である麦麹の代わりに米麹を使い、黄麹で仕込んだ芋焼酎「落陽(らくよう)」も人気です。こちらは、米麹ならではの深いコクと、黄麹らしい上品な香りとさわやかなのど越しが堪能できます。

新島酒蒸留所の焼酎はここで入手

「嶋自慢」を手掛ける新島酒蒸留所は、通販を行っていません。取扱店も一般に公開していないため、入手したい場合は公式サイトから蔵元に問い合わせる必要があります。

もっとも、東京・竹芝客船ターミナルにあるアンテナショップ「東京愛らんど(TOKYO ISLANDS)」をはじめ、首都圏の酒店や食品店など、東京の島焼酎を取り扱う店舗は増えています。見かけたらぜひ、手にとってみてください。



「嶋自慢」は、個性派揃いの島焼酎のなかでも完成度の高いブランドです。ゆるゆるとたのしめる飲み飽きしない日常酒を探している人は、ぜひ一度味わってみてくださいね。

製造元:株式会社宮原 新島酒蒸留所
公式サイトはこちら


東京七島酒造組合
公式サイトはこちら

東京愛らんど(TOKYO ISLANDS)
公式サイトはこちら


今話題の島焼酎で、お手軽マリアージュ体験!

おすすめ情報

関連情報

焼酎の基礎知識

日本ビール検定(びあけん)情報

イベント情報

おすすめ情報

Ranking ランキング

おすすめの記事