山形の焼酎【十四代(じゅうよんだい):高木酒造】幻の日本酒の産みの親が手掛ける米焼酎

山形の焼酎【十四代(じゅうよんだい):高木酒造】幻の日本酒の産みの親が手掛ける米焼酎
出典 : Hiyoman / Shutterstock.com

「十四代」は、入手困難な幻の日本酒「十四代」と同名の焼酎銘柄です。蔵元の高木酒造は、江戸時代創業の老舗蔵ながら、芳醇旨口ブームの端緒を開くなど、数々の先駆的な取り組みを行っています。そんな蔵元や、焼酎「十四代」の魅力に迫ります。

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目次

  • 焼酎「十四代」の蔵元は、入手困難な日本酒「十四代」を醸す老舗蔵
  • 「十四代」の蔵元の先駆的な3つの取り組み
  • 焼酎「十四代」のラインナップ紹介

「十四代」の蔵元の先駆的な取り組み2:芳醇旨口

日本酒「十四代」が誕生した平成6年(1994年)当時、日本酒の味わいの主流は「淡麗辛口」でした。

しかし「十四代」の蔵元杜氏、高木顕統氏は、蔵に戻る以前から、すっきりとした飲み口でさらりと飲める一方、米の味があまりしない淡麗辛口の酒に違和感を覚えていました。そこで高木氏がめざしたのが、米本来の味が感じられる豊かな味わいの日本酒でした。

試行錯誤の末に誕生した「十四代」は、米の旨味と甘味が最大限に引き出された「芳醇旨口」の酒として、またたく間に人気となりました。以来、日本酒のトレンドは大転換。「十四代」は芳醇旨口ブームの端緒を開いた酒として、不動の地位を築いています。

「十四代」の蔵元の先駆的な取り組み3:酒造好適米の開発  

「十四代」の蔵元、高木酒造は、米の旨味を存分に味わえる良酒の造り手であるだけでなく、その原料となる米の開発を、自ら行ってきたことでも知られています。

現在までに「酒未来(さけみらい)」「龍の落とし子」「羽州誉(うしゅうほまれ)」という3種もの酒造好適米の育種に成功。いずれも先代の当主、高木辰五郎氏が、長い年月をかけて手掛けたものです。

高木酒造オリジナルの酒造好適米は、「十四代」ブランドの原料米としてはもちろん、岩手の「南部美人(なんぶびじん)」や三重の「而今(じこん)」、広島の「宝剣(ほうけん)」など、日本全国の名だたるブランド日本酒にも使用されています。

焼酎「十四代」のラインナップ紹介

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焼酎「十四代」は米の魅力を引き出した米焼酎

焼酎「十四代」は、米を原料とした米焼酎。昔ながらの単式蒸溜機を用いて造られる「単式蒸溜焼酎(乙類焼酎)」に分類されます。

米焼酎の特徴は、原料である米由来の旨味や甘味、フルーティーな香りがたのしめること。米を主食とする日本人には、比較的、親しみやすい味わいの焼酎といえます。

米焼酎は、ロック、水割り、お湯割りといった飲み方で、豊かな香味をたのしむのがおすすめです。なかでも、お湯割りなど温める飲み方は、炊き立てのご飯と同様に、米の香りや旨味をさらに引き立てます。米焼酎ならではの、やわらかく、やさしい味わいを心ゆくまで堪能してみてください。

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焼酎「十四代」のラインナップ紹介

焼酎「十四代」には、3種類の商品がラインナップされています。それぞれの特徴を見ていきましょう。

【十四代 秘蔵(ひぞう) 乙焼酎】
米由来の旨味とフルーティーな味わいがたのしめる、アルコール度25%の米焼酎。すっきりとした飲み口と味とのバランスも絶妙な1本です。

【十四代 乙焼酎 隼(はやぶさ)】
原料となる米を吟味し、低温で醸造。特殊な単式蒸留機を用いて蒸留したのちに長期間熟成貯蔵した、米の旨味と甘味があふれる米焼酎です。

【長期熟成 蘭引(らんびき)酒 鬼兜(おにかぶと)】
江戸時代に用いられた蒸溜器「らんびき」とは用いて蒸溜した原酒を、いったん熟成した後、ウイスキーの熟成に用いるホワイトオーク樽で再度、熟成。芳醇な香りとまろやかな味わいは、ストレートでたのしむのがおすすめです。


焼酎「十四代」も、日本酒「十四代」と同様にプレミアム度が高まっています。常識から外れた値段でなければ、機会を逃さず、ぜひ手に取ってたのしんでみてくださいね。

製造元:高木酒造株式会社
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山形の日本酒【十四代】日本酒の流れを変えたフルーティーな吟醸酒《SAKE DIPLOMA監修》

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