ウイスキーの魅力を堪能するならオンザロックがおすすめ! おいしい飲み方やたのしみ方を再確認

オンザロックとは、氷を入れたグラスにウイスキーを注ぐ飲み方のこと。シンプルな飲み方に思えて、じつは奥深い魅力を持つオンザロック。今回は、オンザロックの魅力をはじめ、その魅力を引き出すための、こだわりの飲み方などについて紹介します。
- 更新日:
目次
- オンザロックというウイスキーの飲み方の魅力
- オンザロックならではのたのしみ方
- オンザロックとほかの飲み方との違いを徹底比較
- オンザロックをよりたのしむためのポイントを知ろう
- オンザロックの作り方とおいしい飲み方
ウイスキーの種類にこだわる
オンザロックをたのしむうえで、こだわりたいのがウイスキーの種類です。
オンザロックは、氷で冷やすことでアルコールの刺激や強すぎる香りを和らげる一方、ストレートに比べると、複雑な味わいは感じにくく、繊細な香りは立ちあがりにくくなります。
このため。オンザロックでたのしむときは、風味や香りがはっきりしているウイスキーを選ぶとよいでしょう。たとえば、氷が溶けても風味が損なわれにくいバーボンなどのアメリカンウイスキー。すっきりとした味わいをたのしみたい人には、オイリーな風味が特徴のアイリッシュウイスキーもおすすめです。
氷にこだわる
オンザロックの味わいを左右する重要な要素といえば、やはり氷。自宅の冷凍庫や製氷機で作った氷は溶けやすいうえ、水道水のカルキ臭が移ることで、ウイスキー本来の味わいが損なわれてしまう可能性も。
自宅でオンザロックをたのしむときは、固くて溶けにくい市販のロックアイスのなかから、ひときわ大きい氷を選んで使用しましょう。ロックグラスを冷やしておくのも一手です。
おつまみにこだわる
オンザロックでウイスキーを飲む際は、強いアルコールで胃の粘膜を刺激しすぎないよう、おつまみと一緒にたのしみたいもの。スモーキーなウイスキーにはスモークチーズやスモークサーモンなどの燻製系、果実香が特徴のウイスキーにはドライフルーツを合わせるなど、ウイスキーの味と引き立て合うおつまみを選ぶとよいでしょう。
また、氷が溶けるごとに変化する味わいに合わせて、おつまみを変えるのも、オンザロックならではのたのしみ方です。ウイスキーの風味や香りを邪魔しないナッツやチョコレートなどからスタートし、氷が溶けて味や香りが薄まってきたら水割りに合うさっぱりとしたおつまみで締めるといった具合に、オンザロックならではの変化をたのしんでは?
ウイスキーに合わせやすいおつまみは? ストレートやロック、水割り、ハイボールなどの飲み方別に考察
ウイスキーをロックでたのしむときのおつまみとは?
オンザロックの作り方とおいしい飲み方

Ruslan Semichev/ Shutterstock.com
オンザロックの作り方
オンザロックの作り方はとてもかんたん。背が低く飲み口が広いロックグラスに大きめの氷を入れ、ウイスキーを静かに注ぎ、軽くかき混ぜれば完成です。
ウイスキーの量はお好みで増減可能ですが、一度にたくさん入れすぎると、氷が溶けやすくなるうえ、見栄えが悪くなることも。シングルなら約30ミリリットル(1オンス)、ダブルなら約60ミリリットル(2オンス)を目安に、グラスのサイズやデザインに応じた適量を見つけてみてください。
