炭酸なしカクテルの代表格とは? その魅力を知ろう!

カクテルには炭酸なしのものも豊富で、ショートカクテルやロングカクテルなど、いろいろなタイプがあります。ショートカクテルはアルコールが強めなので、お酒が強い人向けといえます。今回は、気軽に飲めるロングカクテルから、炭酸なしカクテルの代表格を3つ紹介しましょう。
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目次
- 炭酸なしカクテルの代表格(1)スクリュードライバー
- 炭酸なしカクテルの代表格(2)ソルティ・ドッグ
- 炭酸なしカクテルの代表格(3)ブラッディ・マリー
「ソルティ・ドッグ」の作り方
「ソルティ・ドッグ」の材料は、ウォッカ、グレープフルーツジュース(果汁100%がオススメ)、塩、氷です。
まずはグラスのふちに塩をつけましょう。これを「スノースタイル」と呼びます。きれいに塩をつけるため、あらかじめ薄切りのレモンでふちを軽くなでて湿らせます。次にグラスを逆さまにして、器に出した塩に軽く触れると、美しく仕上がります。
スノースタイルにしたタンブラーグラスに、氷を入れ、ウォッカ1に対して、グレープフルーツジュース4程度を注ぎます。割合はお好みで調整してみてください。軽くステアしてできあがり。
ちなみに、グラスに塩をつけないで作ると「ブルドッグ」と呼ばれる別のカクテルになります。
バーでも定番のカクテル「ブルドッグ」ってどんなお酒?
炭酸なしカクテルの代表格(3)ブラッディ・マリー

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「ブラッディ・マリー」ってどんなカクテル?
ウォッカとトマトジュースで作る、炭酸なしカクテル「ブラッディ・マリー(ブラッディ・メアリー)」はとてもポピュラー。調味料などでアレンジもたのしめるカクテルです。
誕生したのは、1934年のニューヨークの高級ホテル、セントレジス・ニューヨーク内の「King Cole Bar」。バーテンダーのフェルナン・プティオ氏が考案したといわれています。
名前の由来は、16世紀中頃のイングランド女王、メアリー1世。彼女はプロテスタント信者300人を処刑したことから、「血まみれのメアリー」と呼ばれていました。トマトジュースの赤色を血に見立てて、この名がつけられたのだとか。
「ブラッディ・マリー」の作り方
「ブラッディ・マリー」は長い歴史のなかで多くのアレンジが生まれましたが、ここではスタンダードなレシピを紹介します。
材料は、ウォッカ、トマトジュース、レモンジュース、氷。ウォッカとトマトジュースの割合は、おおむね1対3が基本ですが、お好みで調整してもかまいません。氷を入れたタンブラーグラスにウォッカ、トマトジュースと、レモンジュース少々を入れて、ステアしましょう。
お好みで、塩、タバスコや胡椒などを少量入れて、アレンジしてみてはいかがでしょう。オリーブやセロリなどの香味野菜との相性もバツグン。冷製トマトスープの感覚でたのしめます。
じつは体にやさしい?「ブラッディ・マリー」なら悪酔いしない理由
炭酸なしカクテルのなかで、今回はウォッカをベースにした、ロングカクテルを紹介しました。いずれも飲みやすいカクテルですが、基本のレシピでもアルコール度数は12度前後あります。飲みすぎにはくれぐれも注意してくださいね。
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