スペイン・カタルーニャ地方の焼ネギ料理と、ロゼ泡ワインの“競演”!『カルソッツ祭り』取材レポート

州都バルセロナが有名なスペイン・カタルーニャ地方では、冬になると“カルソッツ”と呼ばれる長いネギを直火で焼き、特製のソースで味わう風習があります。この料理とワインを楽しむイベント『カルソッツ祭り』が1月20日に開催されるということで参加してきました。第2弾も2月12日に予定されているので、興味を持ったら、ぜひ!
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“セグラ”のロゼ・カバは、華やかさも演出

スペイン・カタルーニャ地方は、“カバ”と呼ばれるスパークリングワインの生産でも有名。地産地消ということで『カルソッツ』祭りの乾杯にふさわしいワインといえるでしょう。今回のイベントでは協賛している『セグラヴューダス』(通称“セグラ”)のカバが、カルソッツに合わせて一杯サービスされました。
料理の準備中にセグラヴューダスの方から、カバとセグラについてちょっとした座学が。世界中で生産されているスパークリングワインですが、その製法は様々。でもカバは、フランスのシャンパーニュと同じく手間のかかる「瓶内二次発酵方式」を採用していると聞き、参加者のみなさんの笑顔がいっそうほころびます。
乾杯用にセレクトされていたのは、ロゼの『セグラヴューダス ブルート・ロサード』。艶やかなストロベリーピンクはロメスコソースの色合いとマッチ。若々しい果物のような香りに心が弾み、祭り気分をいっそう盛り上げてくれます。ちなみに主要品種のトレパットもカタルーニャ地方の原産品種。とことん地産地消にこだわっているのです。

豊かで長続きする泡からは、赤スグリやザクロのような優美な香りも立ち昇ってきます。
会場の心がひとつに! みなさんワイルドにいただきました
カルソッツを剥くのに思った以上に悪戦苦闘。みなさん、最初のうちこそ寡黙に自分の作業に没頭していましたが、面識のなかったテーブルでも徐々に和んできて、アドバイスを送り合ったり、カバのグラスを片手に写真を撮り合ったり…。少々お行儀が悪いですが、カルソッツは下からかぶりつくしか術がなく、格好のつけようがないのです。気がつけばすっかり打ち解けて、店内は祭りにふさわしく大きな歓声と笑い声であふれていました。

みなさん120%集中しています。

こんな感じでたっぷりソースをつけて。

ガブリといくのが『カルソッツ祭り』の醍醐味です。
料理もワインも盛りだくさん。次回は2月12日開催です!
