「ビール」と「発泡酒」違いってちゃんと知ってる?

「ビール」と「発泡酒」違いってちゃんと知ってる?
出典 : Steve Cukrov/ Shutterstock.com

ビールは飲みたいけれど、糖質やアルコールの量が気になるなど健康を気にする人は多いでしょう。そんな人のために、最近では糖質ゼロやカロリーゼロ、といった健康志向の強いビール類が販売されています。でも、缶や瓶を見ると表示は「発泡酒」や「リキュール」。味はビールとあまり遜色ないのに、何が違うのでしょうか?

  • 更新日:

ビールより安い発泡酒や新ジャンルはおいしくないのか?というと、まったくそんなことはありません。安さの秘密は原料の安さではなく、主に税率の違い。むしろ、ビール以上に香りや味を追求しているものも多くあり、「安かろう、悪かろう」の世界ではありません。

事実、2018年の「新ジャンル」大ヒット商品「キリンビール 本麒麟」が世界的なビールコンテスト「インターナショナルビアカップ(IBC)2018」のフリースタイル ライトラガー部門で金賞を受賞するという快挙を達成しました。

現在「発泡酒」ではカロリーゼロやプリン体OFFなど健康を考えた商品が人気です。いっぽうの「新ジャンル」では、とくにお酒好きのあいだで、「あまりたくさん飲まなくても(低コストで)手早く満足感が得られる」と、9%などのハイアルコール商品が人気になるなど、本来の「ビール」とは違った飲用動機で顧客を満足させています。

今後は2026年10月にビール類の酒税一本化が予定されています。2020年10月、2023年10月と併せ、3段階の改正を経て、「ビール」「発泡酒」「新ジャンル」はすべて同じ税率になる予定です。ということは「ビール」の値下げが見込まれ、うれしいのですが、家計の味方「発泡酒」や「新ジャンル」は値上げになりますね。うーん、複雑!

私たち消費者は、少し割高ですが個性的な「クラフトビール」、大手メーカーの「プレミアムビール」や「定番ビール」、健康を意識した「発泡酒」、お財布に優しい「新ジャンル」など、上手に使い分けしていくのが良さそうですね。

「なんちゃってビールはまずい」は大間違い

Tom Wang/ Shutterstock.com

おすすめ情報

関連情報

ビールの基礎知識