たのしいお酒.jp

我らお酒にひと言あり 六酒仙、かく語りき

太田光代の、今月のマリアージュ。

ゆっくりおうちでワインや日本酒を楽しむ幸せは、他の何ものにも代えがたい。おうちで、自分のペースで飲むお酒だから、自分好みの音楽に合わせて、自分好みの映画とともに、自分好みの飲み方で、楽しめるのがいいところ。そんなくつろぎ時間のお酒の楽しみ方を、太田光代さんがナビゲート。さて太田さん、今月は、何に合わせて頂きましょう?

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 私の人生において、お酒はとっても重要なパーツのひとつ。芸能事務所の社長という仕事柄もあって、お付き合いも含めてお酒を飲む機会はとても多いです。というか、そもそも、お酒自体がすごく好きなので、お酒を飲まない日はほとんどない、といっていいくらい。

 会食やパーティーなど、外でいただくお酒ももちろん好きですし、誰かとお酒を飲みながら話に花を咲かせることはこの上ない幸せなのですが、自宅に帰って、ふっとひとり落ち着いて飲むお酒というのもやはり同じくらいいいものですよね。

 おうちでリラックスして飲むお酒は、「自分勝手」で「気まま」でいいと思うんです。誰かに気兼ねをする必要もないし、好きなお酒を、飲みたい量だけ。好きな音楽を聞きながら。テレビをつけて、好きな映画やスポーツを楽しみながら…。

 スポーツといえば、あまり私とスポーツのイメージって結びつかないかもしれませんが、体操部とサッカー部のマネージャーを掛け持ちしていたこともあるんです。これを言うと、驚かれることが多いんですが。

 私は先天性股関節脱臼を患った関係で、小学生の時水泳以外の運動を基本的に禁じられていました。だから水泳は得意だったんですけど、たまに運動会の徒競走に出たりすると走れない。そもそも走る時の身体の使い方がわからないような状態でした。

 中学に入る頃にはお医者さんから他のスポーツもしていいよ、と許されるようになったんですね。そこで、最初はちゃんと走れるように、陸上部に入部しようかと思ったのですが、さすがにハードすぎるかな…と考え直して、体操部を選んだんです。体操部なら最初は柔軟体操からはじめて、少しずつ演技を習得していくイメージがあったので、漠然と身体の使い方も良くなるかなって。

 でも入部してみたら1年生は練習の準備とか片づけとか雑用が大変で、練習ももちろんハード。基本中の基本の倒立とかも結構難しいんですよ。同学年で40~50人入部して、1年後に5、6人しか残りませんでしたから。でも2年生になると多少は雑用から解放されるし、自分達でデザインを選んだレオタードが着られるので次第に楽しくなってきましたね。

 で、ちょうどその頃に卒業する1年上の先輩から「私が卒業するとサッカー部のマネージャーがいなくなるんだけど、少しの間お願いできない?体操部と掛け持ちでいいから」って頼まれて。いきなり体育館とサッカー部のグラウンドを行き来する毎日が始まったんです。しかも、私たちが選んだレオタードが水色で、体操部の練習の合間にグラウンドに笛を吹きに行ったりすると、上着を着ていても目立って仕方ない(笑)。少し前まで運動してはいけなかったのに、ほんの数年で運動漬けの生活に一変しちゃいました。

 でも正直、自分が運動するのが好きかと言われるとそうでもないんです。そもそも、病気が治って少しでも身体が動かせるようにと体操を始めたので、スポーツにかける情熱があった訳ではない。もちろん、技が決まる事の充実感や達成感はありましたけどね。あとサッカーに関しても、今でこそ凄くさわやかなイメージですけど、私がいた部は血の気が多い男子が多くて、いつも他校と揉め事を起こすもんだから、それを取りまとめるのが大変という(笑)。こうして振り返ってみると、当時からマネージメント体質だったのかもしれません。

 人がやっているスポーツを観るのは昔も今も、凄く好きですね。もちろん自分が経験のある水泳や体操は注目していますし、フィギュアスケートもオリンピックやワールドカップの時期はよく観ますね。体操もフィギュアも、個人技が決まる瞬間がたまらないんですよ。夫(太田光さん)はよくアメフトの中継を観ていますけど、あれって迫力はあるけどルールの縛りが無茶苦茶多いじゃないですか。そういう意味では、私には個々の力量や技の美しさを競う採点スポーツの方が性に合っているような気がします。

 フィギュアスケートで強く印象に残っている選手がいるんです。スルヤ・ボナリーっていう1990年代に活躍した黒人のアフリカ系フランス人なんですけど、衣装が他の誰よりも凝っていて、テレビで観る度に華やかで綺麗だなあって。それは色使いだったり、ちょっとした飾りの付け方だったり…。演技的には他にもうまい選手がいっぱいいたのですが、ジャンプが高くてアクロバティックで、とにかく個性が光っていましたね。決してスタイルが抜群という訳でもないのに、あんなに可愛く自分を演出できるなんて凄い!と思いながら彼女の演技を見ていた思い出があります。

 これから始まるリオ五輪もそうですけど、オリンピックの時期って、夜中もテレビで録画中継や生中継をやってくれるじゃないですか。その時間は私がちょうど家に帰って、仕事抜きでテレビを観ながらゆっくりお酒を飲める時間帯なんです。基本的に明け方に寝る生活パターンなので、深夜、お酒を飲みながら自分の時間を過ごすんです。オリンピックがはじまると、普段体操やフィギュアほど注目している訳ではない、柔道とかテニスとかもついつい見入ってしまいます。だから今年の夏は、お酒を飲みながら、いろんなスポーツを楽しむことになるかもしれません。

私は、家のテレビでスポーツ観戦する時は、まずシャンパンから始まって、その後はずっと白ワインという流れ。最初から最後までシャンパンで通すこともありますが、やっぱり白ワインは長い時間飲んでも翌日に残らないし、口当たりがスッキリしているから、ゆっくりとスポーツ観戦を楽しむ時に向いているような気がします。

特にこれから夏にかけては、白ワインがますますピッタリくる季節。
おうちはもちろん、競技場でのスポーツ観戦にも、白ワインを選んだっていいと思います。
昔は、野球観戦に連れて行ってもらったりすると、当然のようにビールでしたし、私が育った東京・府中市にある東京競馬場で飲むのもビールでした。やっぱり、スポーツといえばビール、という印象は強いですよね。スポーツの臨場感とか、迫力にはぴったり合いますし。

でも、広々とした空間で飲んで美味しいのは、白ワインも同じですよね。たとえば、野球で言えば、オールスターや日本シリーズといったちょっと特別な試合の時に、白ワインなんておしゃれでいいじゃないですか。ちょっぴり辛口な白ワインがいいかしら。今まで見ていたスポーツが、ちょっと違った目線で見られるようになる…かもしれませんよ(笑)

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太田光代

おおた・みつよ 東京都出身。芸能事務所『タイタン』社長、タレント。雑誌モデルを経て、タレントとして活動。90年、爆笑問題の太田光さんと結婚。93年、芸能事務所『タイタン』を設立し、社長に就任、爆笑問題ほか、多数の芸人、タレントをマネージメントする傍ら、自身もTV出演、ワインや日本酒のプロデュース、店舗経営、著書執筆など幅広い領域で活躍する。主な著書に、『私が「にんぎょひめ」だったころ』(集英社インターナショナル)、『独走』(KINOBOOKS)など。