ワイン専用葡萄品種の作付面積日本一、北海道ワインの魅力
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ワイン専用葡萄品種の作付面積日本一、北海道ワインの魅力

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ヨーロッパ系ブドウ栽培に最適なテロワール

寒冷な気候がブドウ栽培に最適なテロワールとなる北海道。梅雨や台風の影響が少ないうえ、湿度が低く、昼夜の寒暖差が激しい気候は、ヨーロッパ系ブドウの栽培にとって最適な条件。このため北海道は、ヴィニフェラ系(ワイン専用種)ブドウの日本一の生産地になっています。

ブドウ栽培が盛んな北海道では、ワイン造りも盛ん。十勝のワイナリーに端を発し、小樽ワインなど、全国に名を知られたワイナリーが存在しています。また、余市の「ドメーヌ・タカヒコ」など、近年は新進気鋭の高評価ワイナリーが続々と登場。北海道を訪れる機会があれば、ぜひ訪れてみてください。

自治体直営ワイナリーがつくる「十勝ワイン」

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「十勝ワイン」は、北海道中川郡池田町の「池田町ブドウ・ブドウ酒研究所」で造られているワインです。池田町ブドウ・ブドウ酒研究所は、日本で最初の自治体直営ワイナリー。ワイン城と呼ばれる町営のワイン工場で、スティルワインやスパークリングワイン、ブランデーなどを生産しています。

このワイン城の地下熟成室では、「スパークリングワイン」の製造工程や200樽ものフレンチオーク樽を間近に見学することができるコーナーもあり、観光地としても人気です。

十勝ワインの特徴は、酸味の効いた辛口のスティルワインで、清見、清舞、山幸、アムレンシス、セイオロサム、トカップ、ツヴァイゲルトなど幅広いラインナップを生産。その品質の高さで、国内外から多くの支持を得ています。

高品質・低価格が魅力の「小樽ワイン」

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小樽市で1974年に創業し、300軒以上のぶどう農家とともに高品質で低価格のワイン造りを行っている「北海道ワイン株式会社」。年間のブドウ使用量は約2500トンで、これは北海道全体で収穫されるブドウ全量の4分の1を占めています。

高品質でありながらリーズナブルなワインは、国産ブドウを原料とした「純国産ワイン(日本ワイン)」。すべてのワインラベルにブドウ品種名、収穫年、原産地の表示を行っています。

酸とボディで人気の「ふらのワイン」

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「ふらのワイン」は北海道の中心、富良野市にある自治体が経営するワイナリー。盆地特有の寒暖差を生かして高品質なワインを生み出しており、国産ワインコンクールでも数多くの賞を受賞しています。

富良野は日中と朝晩の温度差が大きく、日照時間も多いことから、濃い色付きで糖度と酸度の高いブドウが収穫される土地柄。そのブドウから造られる「ふらのワイン」は、しっかりとした酸とボディ感のある味わいが特徴となっています。

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