おいしいビールを飲むための3つの約束

おいしいビールを飲むための3つの約束

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1・ビールのおいしい温度

仕事帰りの一杯、気心知れた友人との一杯、休日の家での一杯はいずれもたのしい時間です。そんなときの一杯にビールを選ぶ人は多いでしょう。キンキンに冷えたビールを一気に喉に流し込んだ瞬間、疲れも吹っ飛びます。店はもちろん、家でもおいしくビールを飲むための3つの約束を知っていれば、いつでもたのしい“ビール時間”が過ごせます。

まずは、ビールのおいしい温度について。ビールは冷えていたほうが、おいしいと一般的には思いますが、実はビールよって適正温度が微妙に違うのです。例えば、「ラガービールは冷やしたほうがおいしい」とされていますが、冷やし過ぎるとビール本来の甘味や酸味などの旨味を失いがちです。また、冷やし過ぎは、ビールの成分の凝固や濁りの原因にもなります。一般的に、ラガービールは4~8度くらいが適温とされています。

また、香りを楽しむエール(上面発酵)ビールは、冷やし過ぎるとせっかくの香りが感じられなくなってしまうので、10度くらいが適温です。世界各国のエールビールの中には、冷やし過ぎない温度で飲むものもたくさんあります。

また、自宅でビールを飲むときは、ビールに適温があるようにグラスの温度にも注意が必要。冷えたグラスではおいしさが伝わらないビールもあります。

低い温度でたのしむラガービールは飲む前にグラスを軽く冷やしておくくらいが、ビール本来の旨味を感じることができます。
冷凍庫で冷やしたグラスやジョッキは見た目も冷たそうに見えますが、内面の水分が凍ってしまうことがあり、味わいが変わってしまうので、おすすめしません。

2・泡が命!ビールの注ぎ方

Brent Hofacker/ Shutterstock.com

きめ細かでクリーミーな泡がのっているビールをおいしく感じるのはなぜでしょうか? それは、クリーミーな泡が口当りをやわらかくし、ビールが空気と触れ合わないようフタの役割を果たしてくれるからです。必要な炭酸を逃さずビールの劣化を防ぐので、泡をうまく使えば最後までおいしいビールが飲めます。

だからこそ、ビールの注ぎ方はかなり重要です。ビールを注ぐときは、まず、グラスをまっすぐ立てて。きれいな泡を作るには、グラスに高い位置から勢いよくビールを注ぎ、まず泡を作ります。その泡を持ち上げるイメージで、グラスの縁からゆっくりビールを注ぎます。泡とビールの比率は3対7ほどにしましょう。

また、よりビールの香りや旨味をたのしみたいなら、「三度注ぎ」という方法があります。最初に泡をグラスいっぱいに作り、数分待って泡が半分くらいに落ち着いたらやさしく注ぎ足し、グラスから1センチほど泡が盛り上がるようにして再び待ちます。盛り上がった泡がグラスの縁より下がる前に最後のビールを注ぎ足し、グラスから2センチ程度泡を盛り上げてさらに待てば素晴らしい泡の極上ビールの完成です。

ただし、いい泡を作る最低条件は清潔なグラスを使うこと!ホコリや汚れがついているときれいな泡が立ちません。グラス洗いのスポンジも油分のついた食器用とは別にグラス専用にしましょう。

3・おいしい保存方法

Andrey Armyagov/ Shutterstock.com

いつでもおいしいビールを飲みたいならば、保存方法にも注意したいですね。

ビールは高温での保存も風味を損ねますが、冷やし過ぎもNG。
0度を下回ると凍ることがあります。冷やし過ぎによって濁りが発生するとビール本来のおいしさを損ねるばかりでなく、凍ってしまった場合は容器の破損の危険も。アルコール度数の低いものほど凍りやすいので、注意が必要です。

また、高温での保存は、香りのバランスを崩し、変色の原因にもなります。直射日光も厳禁です。

ビールの保存は暗く涼しい場所に保管するのがベスト。また、冷やし過ぎを防ぎビール本来の味や香りをたのしむには、冷蔵庫で保管するのがおすすめです。その際は、冷気の直接当たる場所や振動のあるドアポケットは避け、野菜室程度の温度の場所で保管しましょう。

3つの約束を守って、いつでも最高においしいビールを飲みたいですね!

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