ドイツビールの定番のひとつ、 苦くなくて飲みやすいヴァイツェンを試そう!

ドイツビールの定番のひとつ、 苦くなくて飲みやすいヴァイツェンを試そう!

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ヴァイツェンはどんなビール?

ヴァイツェンは南ドイツ地方で古くから作られている伝統的なエール(上面発酵)ビール。「ヴァイツェン」とはドイツ語で「小麦」のこと。小麦麦芽と大麦麦芽で造られていますが、50%以上の小麦麦芽を使わないとヴァイツェンとは名乗れません。

アルコール度数は5~5.5度くらい、淡色でヴァイスビアとも呼ばれています。ちなみに、「ヴァイス」とはドイツ語で「白」を意味します。

ヴァイツェンは、きめ細やかで豊かな泡立ちと若干濁りのある外観が特徴。一般にホップの香りも苦味も抑えめで、バナナのようなフルーティーさとクローブやナツメグのようなスパイシーな香りがします。そのため、ビールの苦味が苦手な人や女性などに飲みやすいと、とても人気があります。

ヴァイツェンの種類

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ヴァイツェンには、いくつかの種類があります。

◆ヘーフェ・ヴァイツェン/
ろ過せずに瓶の中で後発酵させた少し濁りのある色が特徴です。バナナのようなフルーティーな香りと苦味の少ない味が人気です。ちなみに、「ヘーフェ(エフェ)」はドイツ語で酵母のこと。ちなみに、酵母をろ過した透明感のあるヴァイツェンは「クリスタル・ヴァイツェン」です。

◆デュンケル・ヴァイツェン/
「デュンケル」とはドイツ語で「濃い、暗い」という意味。ヴァイツェン独特のフルーティーな香りとローストした麦芽由来の香りが個性的な味わいです。

◆ヴァイツェン・ボック/
「ボック」はドイツのアインベックで生まれたラガー(下面発酵)ビールですが、通常のビールに比べてアルコール度数が高いことで知られています。ヴァイツェン・ボックはボックとは関係ないのですが、ボックのようにアルコール度数が高いためこの名前がついています。

ヴァイツェンというと白濁した淡色のビールを想像しますが、濃色のものも存在します。
飲みやすいため、ついごくごくと飲んでしまいがちなヴァイツェンですが、ゆっくり飲んだほうが特徴的な豊かな香りをたのしめます。10~13度くらいの温度で飲むと、よりフルーティーな香りが引きたちますので温度にもぜひこだわってみてください。

おすすめヴァイツェン

Joshua Resnick/ Shutterstock.com

香りがよく、苦味の少ないヴァイツェンは日本でも人気! そのため、日本のブルワリーでも醸造しているところが多いスタイルです。
ドイツと日本の代表的なヴァイツェンを紹介します。

◆オーベルドルファー・ヴァイス(ヘーフェ・ヴァイツェン)/
フルーティーな香りときめ細やかな泡が特徴。苦味も少なく、料理との相性も抜群です。

◆ヴァイエンシュテファン(クリスタル・ヴァイツェン)/
現存する最古の醸造所といれるヴァイエンシュテファンのクリスタル・ヴァイツェン(クリスタルヴァイスビア)。酵母をろ過したため、ヴァイツェン独特のバナナのような甘い香りが弱くスッキリした味わい。ビール初心者に飲みやすいビールです。

◆コエドブルワリー・白-Shiro-(ヘーフェ・ヴァイツェン)/
「COEDO」のロゴが印象的な埼玉県川越にあるブルワリー。果実を思わせる甘い香りと爽やかさの中にもコクのある味わいが飲みやすいヴァイツェン。

◆大山Gビール・クリスタル・ヴァイツェン(クリスタル・ヴァイツェン)/
鳥取県・国立公園大山のふもとにある大山ブルワリーのクリスタル・ヴァイツェン。大山の伏流水と大山産の小麦で造るヴァイツェンは、口当たりのよさとフルーティーな香りが人気。受賞歴多数。

ドイツだけでなく、日本のブルワリーのヴァイツェンも試してみたいですね。

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