「焼酎は太る」は本当か? 酒のカロリーウソ&ホント

「焼酎は太る」は本当か? 酒のカロリーウソ&ホント

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どんな酒にも太る要素はある

焼酎に限ったことではありませんが、健康やダイエットに気を使っている人にとって酒のカロリーは気になるものです。「焼酎を飲むと太る」といわれますが、本当のところそんなにカロリーが高いのでしょうか?

しかし、単純にカロリーだけを比較するのは正しくありません。アルコール度数が低くければたくさん飲めますし、高い場合は少ししか進みません。そこで、厚生労働省の国民健康づくり運動「健康日本21」の「節度ある適切な飲酒」の純アルコール20グラム程度を参考に以下の内容で飲酒適正量から糖質とカロリーを割り出したものを紹介します(健康&ダイエットNAVIより)。

◆焼酎・甲類/ 147カロリー
アルコール35%・飲酒適正量71ミリリットル・糖質0グラム

◆焼酎・乙類 /146カロリー
アルコール25%・飲酒適正量100ミリリットル・糖質 0グラム

◆ビール(淡色) /217カロリー
アルコール度数4.6%・飲酒適正量543ミリリットル・糖質16.8グラム・

◆ビール(黒)/ 217カロリー
アルコール5.3%・飲酒適正量 472ミリリットル・糖質16グラム

◆発泡酒 /212カロリー
アルコール5.3%・飲酒適正量472ミリリットル・糖質17グラム・

◆日本酒(本醸造酒)/174カロリー
15.4% ・飲酒適正量162ミリリットル・糖質7.3グラム

◆日本酒(純米酒) /167カロリー
アルコール15.4%・飲酒適正量162ミリリットル・糖質5.8グラム

◆白ワイン/ 160カロリー
アルコール11.4%・飲酒適正量219ミリリットル・糖質4.4グラム

◆赤ワイン /157カロリー
アルコール11.6%・飲酒適正量216ミリリットル・糖質3.2グラム

◆ロゼワイン/ 180カロリー
アルコール10.7%・飲酒適正量234ミリリットル・糖質9.3グラム

◆ウイスキー/ 148カロリー
アルコール40%・飲酒適正量63ミリリットル・糖質0グラム

アルコール度数や適正量で比べてみると、ビールのカロリーや糖質の高さがわかります。ただし、最近は糖質オフやカロリーゼロなどの発泡酒や第三のビールも登場しているので、上手にカロリーオフできそうです。

米で作られる日本酒もカロリーや糖質が高い、と思われがちですが、ワインとあまり変わらないのがわかります。ビールや日本酒にくらべると蒸留酒である焼酎やウイスキーの糖質やカロリーの低さが際立ってみえます。ダイエット中の飲酒は、蒸留酒を上手に飲むとよいようですね。

飲み方次第の焼酎

焼酎などの蒸留酒がダイエットに向いていそう、というこの根拠のひとつには「エンプティカロリー」と呼ばれるものがあります。酒のカロリーは、体内に入ると糖質や脂質より最優先で熱として放出され、体内に残りにくいのが特徴です。アルコールによって摂取されるカロリーは、体を太らせる要素を持たない、ということになります。ただし、糖質などが持つカロリーはエンプティカロリーではないので、糖質が高い酒は要注意。焼酎は糖質を含まないため、よりダイエットには向いている酒といえます。

アルコール度数の高い焼酎は、ストレートでは飲みにくい分、水やソーダで割って飲むことが多くなります。このときに、甘い酎ハイやソーダ割りで飲むと焼酎を選んだ意味がなくなってしまいます。チューハイの元や果汁などにはカロリーや糖質が含まれているためです。

もし、余計なカロリーを増やしたくないならば、水割りかお湯割りまたはプレーンな炭酸、足してもレモンか梅干しくらいがおすすめです。

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なにも食べないのはNG。でも…

そして、もうひとつ気をつけないといけないのがおつまみ。アルコールは食欲を増進させる作用があるため、いつもよりつい食べ過ぎてしまうことがあります。カロリーの低い焼酎を飲んでいても、おつまみでカロリーオーバーでは本末転倒です。だからといって、なにも食べずに飲むのは胃や肝臓に負担をかけます。おつまみも、油ものは避け、豆腐や野菜などカロリーの低いものを選び、カロリーコントロールをしましょう。

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