ワインに賞味期限はなし! では、飲み頃はいつ?

ワインに賞味期限はなし! では、飲み頃はいつ?

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賞味期限がないのは瓶の中でも熟成が続いているから

ワインはできた瞬間から少しずつ熟成を続ける酒で、瓶に詰められてからも瓶の中で徐々に熟成していきます。ブドウの品種や造り方、ヴィンテージなどによって必要な熟成期間は異なるため、いつまでに飲まなければならないという賞味期限がないのです。

そこで悩むのが、ワインの飲み頃。せっかくなら、一番おいしいときを見極めて味わいたいですよね。飲み頃はそれぞれのワインによって異なりますし、保存状態によっても変わるので一概にはいえませんが、一般的にあっさりとしたワインは早めにいただくのがおすすめ。一方渋みや酸味が強いワインは長期熟成したほうがおいしくいただくことができ、飲み頃は10~30年などとかなり先になることも珍しくありません。

このような目安はあるものの、飲み頃かどうかは実際開けて見なければわからないのもワインのおもしろいところです。可能なら同じワインを数本買って、開ける時期を年単位で変えてみるのもたのしいもの。熟成させた年数によって変わる、味わいの違いを確かめてみてはいかがでしょう?

赤ワイン、白ワインをおいしく飲める目安

もう少し具体的に、赤ワイン、白ワインそれぞれの、飲み頃の目安を見ていきましょう。一般的に良いヴィンテージのワインは長期熟成タイプが多く、並のヴィンテージの場合は飲み頃が早くなるという特徴があります。

まず赤ワインの場合、酸味と渋みが強く、濃厚な味わいのヴィンテージの良いワインなら、5年から、長い物で50年ほど熟成させるワインもあります。ゆっくりと樽熟成されたブルゴーニュなども、長期熟成でおいしくなるワインのひとつです。反対に渋みが少なく軽めのボジョレーや多くの国産ワインなどは購入後すぐか、3年以内など早めに飲むのがおすすめです。

一方、白ワインの場合、コクのあるヴィンテージの良いワインは3~20年ほど。スッキリとした味わいのワインは、1~5年程度の比較的若い時期に飲み頃を迎えます。

このようにワインの飲み頃はワインの個性の数だけあると言っても過言ではありません。確実に飲み頃を抑えたいなら、購入する店やソムリエなどに、そのワインの飲み頃を確認してみるのが確実といえそうです。

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飲み頃を過ぎたワインはどうする?

飲み頃を大きく過ぎてしまったワインや保存状態が悪かったワインは酸化が進み、風味や味わいを損ねてしまいますし、色も変わってしまうことがあります。特に長期間熟成が必要なワインを十年単位で上手に保存するのはなかなか難しいもの。実際に開けてみたら、すっかり味を損ねてしまっていたということもあります。残念ですが、このようなときは料理酒として使用しましょう。パスタや煮込み料理など、用途は様々ですので、ぜひ活用してください。

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