赤と白、ロゼ以外のワインも! ワインの種類を知る

赤と白、ロゼ以外のワインも! ワインの種類を知る

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色の違いで種類分け・赤とは?

店でワインを頼もうと思ったとき、赤か白かと色の違いで考えることが多いでしょう。ワインの色は、赤、白、ロゼの3色。色の違いの要因のひとつは、ブドウの品種によるものです。ブドウの果皮に含まれる色素がワインの色に影響を与えます。プラス、どんな色を引き出すかといった造り方によっても違いが出ます。ここでは、3つのワインの特徴をお話します。

まずは、赤ワイン。透明感のあるものから深みのある色まで様々な赤があります。赤ワインの色は、果皮や種子を一緒に発酵させ、果皮から色を引き出したもの。おもに、黒みがかった紫色の果皮を持つ黒ブドウから造られます。また、種子から引き出されたタンニンによる渋味を持ちます。

赤ワインを選ぶときに、覚えておきたい黒ブドウのおもな品種は14種くらい。ワイン選びでもよく見かける品種9種と個性派の5種を紹介します。まずは9種から。一般的に飲み応えがある「重い」「しっかりした」「濃い」といわれるものから順に、カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、ネッビオーロ、カベルネ・フラン、テンプラニーリョ、ピノ・ノワール、サンジョヴェーゼ、ガメイ、マスカット・べリーA(上記はあくまで傾向、目安です)。同じく個性派は、ジンファンデル、シラー(シラーズ)、マルベック、グルナッシュ、ピノタージュの5種です。

色の違いで種類分け・白とは?

無色透明なものから黄味がかったものまで幅広い色合いを持つ白ワイン。果皮や種子を取り除き、果汁だけを発酵させて造られます(一部の例外があります)。黄緑色や薄いピンク色の果皮を持つ白ブドウを原料にすることが多いのですが、黒みがかった黒ブドウから造られることもあります。

白ブドウの場合は、産地により酸味の強さや果実味の厚みが変わりやすい傾向にあります。

白ワインを選ぶときに、覚えておきたい白ブドウのおもな品種は15種。ワイン選びでもよく見かける品種7種と個性派の8種を紹介します。白ワインで一般的に飲み応えがある「重い」「濃い」といわれるものから順に、シャルドネ、ソーヴィニヨン・ブラン、リースリング、ピノ・グリージョ、ミュスカデ、トロンテス、甲州。同じく個性派は、ヴィオニエ、セミヨン、シュナン・ブラン、ゲヴュルツトラミネール、ルーサンヌ(マルサンヌ)、シルヴァネール、ミュスカ(マスカット)。

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色の違いで種類分け・ロゼとは?

「玉ねぎの皮のような」と表現される明るい色から、淡い朱色、紫がかった濃いピンク色など、様々な美しい色合いが特徴のロゼ。赤ワインや白ワインに比べ、日本ではあまりなじみがないかもしれませんが、ヨーロッパのワイン生産国ではポピュラーなワインです。

やさしいピンク色は、果皮から引き出す色を醸造方法によって調整してできています。黒ブドウが原料のロゼや、原料の黒ブドウと白ブドウを合わせて造ったロゼがあります。

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醸造法による種類分け

ワインといえば、前述の3つを思い浮かべるでしょう。しかし、ワインの種類はまだまだあります。前述の3つの発泡性のないワインをスティル・ワインといいますが、ほかにも、発泡性のあるスパークリング・ワイン、アルコールを添加したフォーティファイド・ワイン、薬草や果実などの風味を添えたフレーヴァード・ワインがあります。

結婚式やパーティーなどおめでたい席に欠かせないスパークリング・ワインは、醸造過程で二酸化炭素を溶け込ませた発泡性を持つワインです。フランスのシャンパーニュやスペインのカヴァ、イタリアのスプマンテが有名で、一般的に3気圧以上のものを指します。それ以下になると、弱発泡性ワインと区別されます。

フォーティファイド・ワインは、醸造工程中にアルコール度数40度以上のブランデーやアルコールを添加し、ワインのアルコール度数を15~22%程度に高めて発酵を止め、保存性を高めたものです。スペインのシェリーやポルトガルのポートなどがそれ。食前酒としても飲まれています。

フレーヴァード・ワインは、スペインのサングリアやイタリアのヴェルモットなどが有名です。薬草や果実、甘味料、エッセンスなどを加えて漬け込むことで独特の風味を添えたワインです。

赤ワイン、白ワインだけでなく、いろいろな種類のワインを知っていれば、さまざまな場面でワインをたのしむことができますね。

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