家飲みでも専門店の味と泡を再現できる注ぎ方の基本

家飲みでも専門店の味と泡を再現できる注ぎ方の基本

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なぜ、注ぎ方で味が変わるのか?

同じビールでも、きちんとグラスに注がれて、なおかつクリーミーな泡がのっている方が、おいしそうに感じるのではないでしょうか。じつは、これにはれっきとしたおいしさの根拠があるのです。最も大切なことのひとつが「泡」です。クリーミーな泡は口当りをやわらかくし、ビールが空気と触れ合わないようフタの役割を果たしてくれます。必要な炭酸を逃さずビールの劣化を防ぐので、泡を上手に使って飲めば最後までおいしいビールが楽しめる、というわけです。

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おいしさを引き出すビールの注ぎ方

よく飲み会などではグラスを傾けて注ぎますが、これはじつはビールサーバー向けの注ぎ方。後から泡を加える前提の注ぎ方です。家でビールを楽しむ際には、グラスはまっすぐ立てた状態でかまいません。きれいな泡を作るには、グラスに高い位置から勢いよくビールを注ぎ、まず泡を作ります。その泡を持ち上げるイメージで、グラスの縁からゆっくりビールを注ぎこみます。泡とビールの比率は3対7ほどを目指しましょう。

また、よりビールの香りや旨味を楽しみたいなら、「三度注ぎ」という方法もあります。最初に泡をグラスいっぱいに作り、数分待って泡が半分くらいに落ち着いたら、再びそっと注ぎ足し、グラスから1センチほど泡が盛り上がるようにして再び待ちます。盛り上がった泡がグラスの縁より下がる前に最後のビールを注ぎ足し、グラスから2センチ程度泡を盛り上げて、静かに待てば完成です。

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冷やし方にもこだわればもっとおいしく!

国内大手ビール会社の定番ビールをおいしく飲む温度は、夏なら4~6度、冬なら6~8度くらいといわれます。冷やし過ぎると成分が凝固して濁りが発生することもあり、かつ泡立ちも悪くなります。逆に生ぬるいビールは喉ごしも悪く、逆に泡が立ちすぎてしまいます。また、ビールにもいろいろな種類があり、それぞれのビールに適した温度があります。外国であまり冷えていないビールが出てきてびっくりしたことはないでしょうか。

一般的には、アルコール度が高く、色の濃いビールはあまり冷やさず、アルコール度が低く、色の薄いものは、冷やして飲む方がおいしいとされています。ビールはキンキンに冷やすものという先入観を捨てて、自分の好みの冷やし方を探してみるのもおもしろいでしょう。いずれも、グラスは清潔なものを用意しましょう。ホコリや汚れがついているときれいな泡が立ちません。

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