お店に一歩入ると、最初に目につくカウンターの壁には、グリーンのプリザーブドフラワーがあしらわれ、ナチュラルな木製のテーブルや椅子、革製のソファが、スタイリッシュな雰囲気を醸し出している。開放的なルーフトップテラスでは、BBQを楽しめるコース料理も。

▲写真左・存在感のある「ONE ON ONE」グループのロゴ。写真右・よく晴れた日なら、テラス席でのランチもおすすめ。

「ボトルでお楽しみいただけるスパークリングワインは4種類あります。なかでも『セグラヴューダス ブルート レゼルバ』が一番人気です。しっかり食事を楽しみたいお客さんが多いので、料理の味を引き立てる辛口タイプを選ばれるのだと思います」と加藤さん。深味のある香りとドライな口当たりが、食中酒としてどんなメニューにも合わせやすい。

▲料理とともに奥行きのある香りを楽しみ、優雅なひとときを堪能しよう。

例えば、リブロース、上牛ロース、黒毛和牛のイチボのステーキが3種類揃った「おすすめステーキ3種盛り合わせ」。柔らかく上品な旨みのあるイチボや、ジューシーなリブロースには、「セグラビューダス　ブルードレゼルバ」の華やかな酸味と力強い泡が寄り添って、口の中を楽しませてくれる。

▲お店の看板メニュー「おすすめステーキ3種盛り合わせ」は、塩トリュフ、玉ネギソース、醤油ベースの特製甘ダレをお好みで。

小皿料理は、トマトやにんじんなどのオーガニック野菜や魚介のマリネのタパスなど、多彩なラインナップ。「セグラヴューダス ブルート レゼルバ」なら、ゴルゴンゾーラ入りのポテトサラダやホワイトアスパラのカルピスバターソテーなど、ひと工夫ある料理と合わせても、奥行きのある味わいが楽しめる。

▲2〜3人なら「選べるタパス3種盛り合わせ」がお得。

肉料理は、シンプルな味付けだけに、それぞれの部位に合わせた焼き方が大切。「肉は、すべて鉄板で焼いています。フライパンは焼きムラができるし、グリルパンは余計な脂がつきやすいんです。それに比べて鉄板はコントロールがききやすく、ヘルシーな仕上がりになるので最適です」と力説する加藤さん。

▲肉汁たっぷりのハンバーグ。チーズの濃厚な風味もぴったり。

一方、野菜はグリルパンでふんわり焼く。「オーガニック野菜のグリル盛り合わせ」は、10種類以上の有機野菜をグリルパンで焼いて、野菜の甘みやコクがしっかり引き出された一品。ほどよく水分が抜けてカラリと仕上がり、旨みが凝縮された滋養のある有機野菜がたっぷり食べられる。

▲酸味のしっかりきいた手作りのトマトソースは、野菜との相性ばっちり。

これまでイタリアンレストランや「ONE on ONE」の系列店で腕を磨いてきた加藤さん。休みの日は話題のお店を食べ歩き、そこからヒントを得てメニューに生かす。「気に入ったお店には何度も通います。自分が作るより圧倒的に美味しいのはなぜだろうと、その理由を探してみるんです」と研究熱心。シェフと仲良くなって、焼き方やコツを教えてもらうこともあるそう。

▲加藤さんの丁寧な接客に、常連客も多い。

▲見晴らしの良いルーフトップテラスは、開放的な気分でパーティも盛り上がる。

「お店は、まだ8月にオープンしたばかり。もっとたくさんの人に知ってもらえるように、新メニューや調理法など今後も試行錯誤していきたいです。お肉も、国産和牛の良質なものを揃えていきます」と語ってくれた加藤さん。

100席以上ある店内は、カウンターをはじめ、テーブル席やソファ席、テラス席などもあり、さまざまなシーンで活躍しそう。週末は、結婚式の二次会や歓送迎会など、大人数のパーティの利用も多い。

▲60人から貸し切りにできる。フォトプロップスなどパーティ用のアイテムも充実。※フォトプロップスとは、吹き出しやメガネなどの モチーフをつけた棒で、写真を撮影するときに使う小道具のこと。

ガーデンテラスからは、ミッドランドスクエアやツインタワーなど、名古屋ならではの風景も望める。華やかな雰囲気とおいしい料理と共に、パーティタイムを印象深く彩ってくれそうだ。